以前もたまに作っていた煮豚を作った。
他の料理記事同様レシピを紹介した後、以前行ったもも、バラ、肩の違いの考察もしていこうと思う。
傾向として、ももは固めで他の料理と合わせるような使い方、バラは一品のおかずとしておいしく食べられる。肩はその中間くらいという感想を持った。
材料
- 豚ももブロック :400g程度
- 生姜 :20g
- 水 :300ml
- 醤油 :100ml
- 酒 :100ml
- みりん :50ml
- 砂糖 :大さじ3
- ネギ :青い所1本分(あれば)
- タコ糸またはネット :肉のサイズに合わせて巻く
肉がかぶる程度の量がなければ調味料を同じ分量比で追加する。
下処理
肉の下処理
肉はフォークで数か所穴をあけ、タコ糸を巻く。
巻き方は好きな巻き方でいいが私のやり方を紹介しておく(あまりにも絵がへたくそだったので文字で書く)。
- 一端を肉の長い方の面の端っこで押さえる。
- 糸を一周巻いて、自由になっている一端をできた輪の下に通して肉の上に十字を作る。
- これを繰り返し全体が巻けたら十字を作っている面の反対側を通して押さえていた一端と結ぶ
調理
下処理した肉と他の材料をすべて鍋に入れ、弱火で1時間煮る。
この時下記の作業も追加で行う。
- アルミホイルで落し蓋をする。
- 20分に一回程度ひっくり返す。
1時間たったら火をとめ、冷ます。
粗熱が取れたら容器に移し替えて冷蔵庫で保存する。
実食
今回もも肉を使用した。もも肉は全体として脂が少なく、ぱさぱさとした食感になりやすい。ラーメンに載せるなど単品で食べるより何かに沿える使い方をした方がもも肉の煮豚は輝けると思う。
以前他にバラ肉と肩肉でも作ったことがあるので味、食感、片付けやすさ下表にまとめる。味付けはすべて上記のレシピで比較した。
部位 | 味 | 食感 | 片付けやすさ |
もも | あっさりした感じ | 固め | さっと洗うだけ |
肩 | うまみも多く美味 | 程よく歯ごたえがある | バラほどじゃない |
バラ | コクがあり濃厚な感じ | 柔らかくジューシー | 脂が多く鍋を洗うのが面倒 |
所感としてはももは脂が少なく、食感が固くそのまま食べるとあまりおいしくない。一方バラ肉は脂が多く柔らかくジューシーになる。角煮のような単品でおかずにしたいならこちらの部位がいいだろう。肩肉はその中間くらいである。
脂が多いのでバラ肉で煮豚を作った後の片付けが非常に面倒くさい。
今回はももを使ったが、私は普段は肩肉で煮豚を作っている。
私の料理のバイブル
この本がきっかけで料理するようになったのでそのうち紹介したい
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