本日、「7つの習慣」を読了した。
本書の名前くらいは聞いたことはあるという人も多いのではないだろうか。私も一度読んでみたいと思って積読していたものをやっと読もうと思って出してきた。
本書はビジネス書のいわゆる名著といわれる類の本で、成功を修めるための原則(基本的な考え方)とそれを実行するためにするべきことを7つの習慣としてまとめてくれたありがたい本である。成功の原則というとぱっと見ちょっと胡散臭い感じもするが、内容的にはとてもしっかりしたものであるので一度読んでみるといいと思う。
ついでに試験的に記憶定着にいいとされているマインドマップでノートを取る手法でまとめてみた。大きくなり過ぎたので記事の最後に入れておく。
この本を読もうと思ったきっかけ
普段から読書する習慣はついていたが、ビジネス系YouTuberのマナブ氏の動画を観ていい機会なので読んでみた。
その動画は下記で、他にもビジネスやプログラミングの話等多岐にわたってためになる動画を上げていらっしゃる方である。twitterの#マナブの宿題のハッシュタグはかなり私にも刺激になった。
この本から得たいこと
成功するために具体的に何をすればいいのか。
周りの人との充実した関係の作り方
読んだ後の想定される状態
身に着けるべき習慣とその方法を理解し、少なくとも2つ以上実践する
概略
7つの習慣とは以下のとおりである。
- 主体性を発揮する
- 目的をもって始める
- 重要事項を優先する
- Win-Winを考える
- 理解してから理解される
- 相乗効果を発揮する
- 刃を研ぐ
1~3の習慣は私的成功、4~6は公的成功、7は全体に通じる習慣である。公的成功は私的成功の土台の上にできるものある。私的成功により、真の自立を達成して、その土台の上で相互依存の関係を作り、相乗効果により公的成功を修めていくというような流れである。
大切なことはたくさんあるが全部まとめていると発散しそうなので各習慣のエッセンスだけまとめることにする。
主体性を発揮する
- 人間は刺激に対して反応を選択する自由がある
- 人間は「結果」は選択できないが、「行動」は選択できる
- 関心がある領域を影響の輪(コントロールできる領域)と関心の輪(それ以外)に振り分け、影響の輪に集中することによって主体性を発揮する。
目的をもって始める
- 目標(ミッション・ステートメント)がなければ何をやっても無意味になる可能性がある
- ミッションステートメントは主体的な人間としての原則を中心に作るのがよい
重要事項を優先する
- 重要かつ緊急でない領域(第二領域)に集中することが重要
- 週ごとに自分の役割と目標を明確にしてそれに則って計画を立てる
- 人に任せること(ゲレデーション)も効果的
Win-Winを考える
- 長期的にはWin-WinになっていなければLose-Loseとなりかねない
- Win-Winの原則は人格が土台となるのでまず私的成功の3つの習慣により人格を形成するのが寛容
理解してから理解される
- 自分が相手を理解しようとすることにより相手からの信頼につながる
相乗効果を発揮する
- 相手との相違点を尊ぶことにより相乗効果的な第三案を探すことができる
刃を研ぐ
- 肉体的、精神的、知的、社会・情緒的側面を再新再生する(磨く)こと
- 特に肉体的、精神的、知的側面を毎日磨く時間を作る(毎日の私的成功)
- 再新再生により良い上向きの循環が生まれる(最近の言葉でいうPDCA)
感想
途中、筆者が原則に対してちょっと宗教染みてきたような印象を持つこともあったが、書かれていることは非常に真っ当で非常にためになった。実際原理原則というものは出発点として非常に重要だと思う。理想的な例示が多いものの、実際うまくできればそうなるだろうなと容易に想像できる。
今回私は以下の習慣をまず実践していきたいと思う。
- 目的をもって始める :ミッション・ステートメントの作成
- 重要事項を優先する :特にスケジュール管理
- 理解してから理解される :日常生活で意識する
- 刃を研ぐ :筋トレ以外にも注力する
- 刃を研ぐ :普段の瞑想に慈悲の瞑想なども積極的に取り入れる
刃を研ぐに関しては運動、瞑想、読書はすでにやっているのでさらに強化していきたい。
付録
ちょっと大きくなり過ぎたので見にくいかもしれません
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