令和7年1月の一陸技の試験の無線工学AのB-1~5の問題について解説します。
R.7.1 無線工学A B-1

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R7年1月 無線工学A B-1
相互変調に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和3年7月1回目B-4で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和3年7月1回目B-4

また計算については下記の記事を参考にしてください。
令和6年1月A-13

令和4年1月1回目A-3

答えは
- ア:5.「2」
- イ:7.「中間周波数」
- ウ:8.「F2」
- エ:4.「小さく」
- オ:1.「3L」
です。
R.7.1 無線工学A B-2

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R7年1月 無線工学A B-2
アナログのスペクトルアナライザの原理に関する問題です。
この問題は同様の問題が令和4年1月1回目B-2で出題されています。 また、出題形式が異なるだけの問題が令和5年1月1回目A-20や令和6年1月A-20でも出題されています。。
下記の記事も参考にしてください。
令和4年1月1回目B-2

令和5年1月1回目A-20

令和6年1月A-20

ア
アは正しい記述で答えは1です。
イ
イは誤った記述で答えは2です。
熱雑音に関しては「周波数分解能が高い」=「RBWが狭い」=「(熱)雑音が小さい」という関係があり、周波数分解能が高いほど雑音は小さくなります。
ウ
ウは正しい記述で答えは1です。
エ
エは誤った記述で答えは2です。
ビデオフィルタはHPFではなくLPFです。
オ
オは誤った記述で答えは2です。
スペクトルアナライザではここの正弦波の相対位相を測定することはできません。
R.7.1 無線工学A B-3

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R7年1月 無線工学A B-3
デジタル電圧計の原理に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年1月1回目B-1で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月1回目B-1

答えは
- ア:9.「nEb」
- イ:6.「N0B」
- ウ:2.「nEb/T」
- エ:3.「EbR/N0B」
- オ:5.「−1.6」
です。
R.7.1 無線工学A B-4

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R7年1月 無線工学A B-4
受信機の雑音指数の測定に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和4年1月1回目B-3や令和5年7月2回目B-2で出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和4年1月1回目B-3

令和5年7月2回目B-2

答えは
- ア:6.「(Si/Ni)/(SO/NO)」
- イ:5.「b」
- ウ:7.「NO」
- エ:3.「2NO」
- オ:4.「NO/G」
です。
R.7.1 無線工学A B-5

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R7年1月 無線工学A B-5
振幅変調波に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年1月2回目B-5で出題されています。
下記の記事をご参照ください。

答えは
- ア:3.「Acosωt+Bcosptcosωt」
- イ:9.「(B/A)」
- ウ:5.「変わらない」
- エ:7.「1/16」
- オ:1.「4」
です。
まとめ
令和7年1月の無線工学Aの試験B-1~B-5の問題について解説しました。 B問題は特に過去問と同じ問題が出題されやすいので短時間で対策するには最適です。 直前はB問題を中心に対策すると効率が良いでしょう。
参考文献
電磁気学をちゃんと学びたい人向け
上の難易度が高い人
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