R.4.1 無線工学A(1回目) A-6

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学A A-6
A,B
PLLは入力信号と出力信号の位相差を一定に保つようにフィードバック制御を行う回路です。 一般に精度の高い周波数出力を得るために使われます。 PLL検波器では、PLLの動作を利用してFMを検波します。 PLL内の位相比較器の動作は入力信号と出力信号の位相差に比例した電圧を出力することです。 この電圧は誤差電圧とも呼ばれており、VCOを制御するための電圧となります。 以上から、Aには「位相差」、Bには「誤差電圧」が入ります。C
PLLが同期しているということは入力信号と出力信号の位相が等しい(位相差が零)となっています。 PCは位相差に比例した電圧を出力するので、LPFを通した出力$e_F$は零です。 そのため、Cには「零」が入ります。 以上から答えは3です。R.4.1 無線工学A(1回目) A-7

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学A A-7
R.4.1 無線工学A(1回目) A-8

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学A A-8
R.4.1 無線工学A(1回目) A-9

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学A A-9
R.4.1 無線工学A(1回目) A-10

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学A A-10
A
図から見てわかるようにFETのON/OFFを制御するのはパルス幅変換器の出力なので、Aには「パルス幅変換器」が入ります。B
FETがONの時は、FETからコイルに電流が流れるので、コイルにエネルギーが蓄積されます。 そのため、Bには「コイル」が入ります。C
ダイオードの順方向に電流が流れるのでコンデンサは②の向きに充電されます。 そのため、Cには「②」が入ります。 以上から答えは2です。まとめ
今回は先月行われた令和4年1月1回目の1陸技の無線工学AのA-6~10を解いてみました。 無線工学Aでは公式を覚えておく必要がある問題も多く出題されます。 もし覚えていなければ飛ばして次の問題を解くことも視野に入れておきましょう。 勉強法 第一級陸上無線技術士の勉強法とおすすめ参考書参考文献
リンク
電磁気学をちゃんと学びたい人向け
リンク
上の難易度が高い人
リンク
リンク
コメント