R.4.7 無線工学B(1回目) A-16

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年7月1回目 無線工学B A-16
R.4.7 無線工学B(1回目) A-17

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年7月1回目 無線工学B A-17
R.4.7 無線工学B(1回目) A-18

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年7月1回目 無線工学B A-18
R.4.7 無線工学B(1回目) A-19

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年7月1回目 無線工学B A-19
A
Cで求めますが、ハイトパターンの周期$\Delta h$は波長に比例するので波長が長いほど周期は長く、短いほど周期が短くなります。 そのため、周波数が低いほどハイトパターンの周期は長くなります。 Aには「長く」が入ります。B
ハイトパターンは直接波と大地反射波の干渉によって発生します。 直接波と大地反射波の経路長は次の通りです。 直接波 \[ l_D=\sqrt{d^2+(h_1-h_2)^2} \simeq d+d\left\{ 1+\frac{(h_1-h_2)^2}{2d^2}\right\} \] 大地反射波 \[ l_R=\sqrt{d^2+(h_1-h_2)^2} \simeq d+d\left\{ 1+\frac{(h_1+h_2)^2}{2d^2}\right\} \] この結果から$\Delta l$を求めると \[ \Delta l=\frac{(h_1+h_2)^2}{2d}-\frac{(h_1-h_2)^2}{2d}=\frac{2h_1h_2}{d} \] となるので、Bには「$\frac{2h_1h_2}{d}$」が入ります。C
干渉する波が強めあうとき経路差$\Delta l$は$n$を整数として$(n+\frac{1}{2})\lambda$となります。 \[ \Delta l= (n+\frac{1}{2})\lambda \] なので、これを$h_2$について解くと \[ h_2=\frac{d}{2h_1}(n+\frac{1}{2})\lambda \] です。 $h_{m1},h_{m2}$はそれぞれ$n=0,n=1$の時の$h_2$なので、$\Delta h=\frac{\lambda d}{2h_1}$となります。 そのため、Cには「$\frac{\lambda d}{2h_1}$」が入ります。 以上から答えは5です。R.4.7 無線工学B(1回目) A-20

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年7月1回目 無線工学B A-20
A,B
模型を使ってアンテナを測定する時、使用する周波数が変わるので、模型の縮尺率はアンテナ材料の導電率に依存します。 一方で、空間の誘電率や透磁率は室内でも自由空間でも同じなので模型の縮尺率はこれらのパラメータには依存しません。 そのため、Aには「依存するが」が入り、Bには「依存しない」が入ります。C
模型の縮尺率を$p$とすると、波長が$p$倍になります。 周波数は波長に反比例するので、測定周波数は \[ f_m=f/p \] となります。 そのため、Cには「$f/p$」が入ります。 以上から答えは2です。まとめ
デシベルを真数に戻したり、しっかり計算すると計算が面倒くさかったりする問題が多く出題されていました。 うまく式変形をすることで、うっかりミスをなくせるので、時間が限られる中、しっかり計算過程を残して問題を解くとよいでしょう。 勉強法 第一級陸上無線技術士の勉強法とおすすめ参考書参考文献
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電磁気学をちゃんと学びたい人向け
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上の難易度が高い人
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