R.4.1 無線工学B(2回目) A-11

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月2回目 無線工学B A-11
A
対数周期アンテナの対数周期比は \[ \tau=\frac{l_{n+1}}{l_n}=\frac{x_{n+1}}{x_n} \] となります。 そのため、Aには「$\frac{l_{n+1}}{l_n}$」が入ります。B
対数周期ダイポールアレイでは隣接するダイポールアンテナごとに逆位相で給電します。 そのため、Bには「逆位相」が入ります。C
対数周期ダイポールアレイアンテナは給電点方向、図でいうとイの方向に指向性を持ちます。 そのため、Cには「イ」が入ります。D
対数周期ダイポールアレイアンテナは名前の通り周波数の対数に対して周期的な変化をします。 そのため、Dには「対数」が入ります。 以上から答えは2です。R.4.1 無線工学B(2回目) A-12

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月2回目 無線工学B A-12
R.4.1 無線工学B(2回目) A-13

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月2回目 無線工学B A-13

【無線】1月の1陸技試験問題を解いてみた(R3.1 1回目 無線工学B A-11~A-15)
1陸技令和3年の無線工学Bの問題を解いてみました。今回は第2回A-11~15を解きました。
R.4.1 無線工学B(2回目) A-14

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月2回目 無線工学B A-14
A
(1)は建物などによるフェージングである、瞬時変動(マルチパスフェージング)に関する記述です。 問題文の通り、瞬時変動は建物などによる反射や回折で定在波が発生します。 建物などは移動しないため、定在波の分布は一意に決まります。 この中を移動局が移動することで、定在波の受信状況が変わるのでフェージングが発生するという流れです。 変動が早いということは定在波の変動が激しいことを意味しています。 強めあったり、弱めあったりする条件は波長によって決まり、波長が短い(=周波数が高い)ほど定在波の空間による変動は激しくなります。 つまり周波数が高いほど早いフェージングが発生することになります。 そのため、Aには「高い」が入ります。B
短区間中央値は実験的に対数正規分布に従うことが観測されています。 そのため、Bには「対数正規分布」が入ります。C
(3)は周波数選択性フェージングについて記載されています。 周波数選択性フェージングは周波数による伝播による違いによって生じるフェージングです。 そのため、Cには「周波数選択性フェージング」が入ります。D
周波数選択性フェージングは周波数による伝搬の相違により発生するので、帯域が広いほどその影響を受けやすくなります。 逆に、帯域を狭くすれば周波数選択性フェージングの影響は小さいです。 そのため、Dには「狭帯域」が入ります。 以上から、答えは3です。R.4.1 無線工学B(2回目) A-15

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月2回目 無線工学B A-15
まとめ
令和4年1月2回目の1陸技の無線工学BのA-11~15を解いてみました。 過去問と全く同じ問題(選択肢が少し違うだけ)も出題されています。 1陸技は過去問と同じまたは類似問題が出題されやすい試験なので、合格に向けた過去問演習は非常に重要となります。 このサイトのコンテンツも充実させていきたいと思いますので参考にしていただければ幸いです。 勉強法 第一級陸上無線技術士の勉強法とおすすめ参考書参考文献
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