R.4.1 無線工学B(1回目) A-16

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学B A-16
R.4.1 無線工学B(1回目) A-17

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学B A-17
R.4.1 無線工学B(1回目) A-18

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学B A-18
A
出力計には標準雑音源と受信機の雑音の合計が読みとして表示されるので、$N_0 \propto (T_0+T_R)$となります。 $N_N$についても同様なので、$Y_1=\frac{N_0}{N_N}=\frac{T_0+T_R}{T_N+T_R}$となります。 原理的には③式と同じ格好の式となるはずなのでわからなければ③の式を参考にしましょう。B
①の式を$T_R$について解くと \[ T_R=\frac{T_0-Y_1T_N}{Y_1-1} \] となります。C
③の式を$T_A$について解けば \[ T_A=\frac{T_N+T_R}{Y_1}-T_R \] となります。 以上から答えは4です。R.4.1 無線工学B(1回目) A-19

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学B A-19
A
フリスの伝達公式から$P_r=\left( \frac{\lambda ^2}{4\pi d}\right)^2G_1G_2P_t$なので、 \[ P_r/P_t=\left( \frac{\lambda ^2}{4\pi d}\right)^2G_1G_2 \] です。 そのため、Aには$\frac{\lambda ^2}{4\pi d}$が入ります。B
$G_1=G_2=G$として①式に代入してみましょう。 \[ P_r/P_t=\left( \frac{\lambda ^2}{4\pi d}\right)^2G^2 \\ G^2=\left( \frac{4\pi d}{\lambda ^2}\right)^2P_r/P_t \\ G=\frac{4\pi d}{\lambda ^2}\sqrt{P_r/P_t} \] となります。 そのため、Bには$\frac{4\pi d}{\lambda ^2}\sqrt{P_r/P_t}$が入ります。C
アンテナが1つの時は反射板を使って、反射板の反対側の同じ距離に同一のアンテナがあるとみなして同じ計算ができます。 そのため、Cには「反射板」が入ります。 以上から、答えは2です。R.4.1 無線工学B(1回目) A-20

出典:公益財団法人 日本無線協会 第一級陸上無線技術士 R4年1月1回目 無線工学B A-20
A
まず、$R_2$に当たるルートの中を計算してみましょう。 問題文から$D_1+D_2<< R_1 $なので、 \[ R_2=\sqrt{R_1^2+\left(\frac{D_1}{2}+\frac{D_2}{2} \right)^2} \\ \simeq R_1\left\{1+\frac{1}{2}\left( \frac{D_1+D_2}{2}\right)^2\right\} \\ =R_1 +\frac{(D_1+D_2)^2}{8R_1} \] です。 $\Delta R$の式に代入して、$\Delta R=\frac{(D_1+D_2)^2}{8R_1}$です。B
ここでの計算は前回のA-14の問題でやったような2はモデルと同じようなことを考えます。
【過去問解説】令和4年1月の1陸技試験問題を解いてみた(R4.1 無線工学B A-11~A-15)
1陸技令和4年1月の無線工学B(1回目)の問題を解いてみました。今回はA-11~15です。
C
$\Delta R=\frac{\lambda}{16}$なので、Aの結果から$R_1=\frac{2(D_1+D_2)^2}{\lambda}$です。 以上から答えは1です。まとめ
先日行われた令和4年1月1回目の1陸技の無線工学BのA-16~20を解いてみました。 同じ試験の中にも同様の解き方ができる問題が出ることもあります。 最後までどうしても解けない問題があったら他の問題を見てみるとヒントになることがあるかもしれません。 ひらめくことができるように基礎的な内容は道筋だけでも頭に入れておくと便利です。 勉強法 第一級陸上無線技術士の勉強法とおすすめ参考書参考文献
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上の難易度が高い人
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