令和8年1月の一陸技の試験の無線工学Aについてはすべて過去問と同一もしくは類似問題でした。
- R.8.7 無線工学A A-1
- R.8.7 無線工学A A-2
- R.8.7 無線工学A A-3
- R.8.7 無線工学A A-4
- R.8.7 無線工学A A-5
- R.8.7 無線工学A A-6
- R.8.7 無線工学A A-7
- R.8.7 無線工学A A-8
- R.8.7 無線工学A A-9
- R.8.7 無線工学A A-10
- R.8.7 無線工学A A-11
- R.8.7 無線工学A A-12
- R.8.7 無線工学A A-13
- R.8.7 無線工学A A-14
- R.8.7 無線工学A A-15
- R.8.7 無線工学A A-16
- R.8.7 無線工学A A-17
- R.8.7 無線工学A A-18
- R.8.7 無線工学A A-19
- R.8.7 無線工学A A-20
- R.8.7 無線工学A B-1
- R.8.7 無線工学A B-2
- R.8.7 無線工学A B-3
- R.8.7 無線工学A B-4
- R.8.7 無線工学A B-5
- 参考文献
R.8.7 無線工学A A-1
地上系デジタル放送中継でSFNを行ったときの回り込みの影響に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和7年1月A-1で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和7年1月A-1

答えは
- A:$1/\{ 1-re^{j(\theta -2\pi ft_d)} \}$
- B:$1/\sqrt{1-2r\cos (\theta -2\pi ft_d) +r^2}$
- C:$1/t_d$周期で変動するのでCには$1/t_d$
で4です。
R.8.7 無線工学A A-2
64QAMの信号点に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年1月2回目A-4で出題されています。 また、16QAMを題材にした問題が令和4年7月2回目A-2で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月2回目A-4

令和4年7月2回目A-2

答えは \[ 42P \] で3です。
R.8.7 無線工学A A-3
増幅器を縦続接続したときの雑音の計算問題です。この問題では入力信号を考えます。
雑音指数を考える問題が令和4年7月1回目A-8で出題されています。
下記の記事も参考にしてください。
令和4年7月1回目A-8

まず、真数で考えます。 雑音指数は \[ F=(S_i/N_i)/(S_o/N_o) \] で表されるので、(a),(b)の回路における雑音指数をそれぞれ$F_a,F_b$とすると \[ F_a=(S_1/N_i)/(S/N) \\ F_b=(S_2/N_i)/(S/N) \] となるので \[ S_1=F_a(S/N)N_i \\ S_2=F_b(S/N)N_i \] が成り立ちます。 計算すると \[ S_2/S_1=F_b/F_a \] となります。
一方で$F_a,F_b$は増幅器の雑音指数を使って \[ F_a=F_A+\frac{F_B-1}{G_A} \\ F_b=F_B \] となり、それぞれ真数で表すと \[ F_A=\frac{25}{16} \\ F_B=5 \] なので \[ F_a=\frac{157}{80} \\ F_b=5 \] であり、 \[ S_2/S_1=5\times \frac{80}{157} \] です。
ここから真数をdBに変換すると \[ 10\log S_2/S_1 =10\{ \log 5 +\log 80 -\log 157 \} \\ =10\{ \log 400 -\log 157 \} \\ \simeq 10\{ \log 400 -\log 160 \} \\ =4 \] となるので答えは3です。
R.8.7 無線工学A A-4
B16QAM変調器の原理的な構成について誤っている選択肢を選ぶ問題です。
この問題は問題文が同じで誤りが違う問題が過去に何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月1回目A-3

令和6年7月A-3

誤った選択肢は3です。
位相器で動かす位相は$\pi /4$ではなく$\pi /2$です。
R.8.7 無線工学A A-5
直周波数変調波のS/N改善係数を計算する問題です。
この問題は同様の計算問題が何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和6年7月A-7

令和5年1月1回目A-7

計算すると \[ f_d=mf_p=9\rm{[kHz]} \] なのでこの値を与えられた式に代入すると \[ I=10\log_{10}\left\{3f_d^2B/(2f_p^3)\right\} \\ =10\log_{10}90 \\ =20\rm{[dB]} \] で答えは4です。
R.8.7 無線工学A A-6
OFDMの受信に必要な同期原理に関する問題です。
この問題は過去にB問題の形式で何度か出題されています。 空欄の位置の違いだけで文章は同じです。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月2回目B-2

答えは
- A:FFT
- B:ある(同じ波形)
- C:位相
で1です。
R.8.7 無線工学A A-7
クワドラチャ検波器について誤っている選択肢を選ぶ問題です。
この問題は同様の問題が何度か出題されています。 令和4年1月1回目A-7に関しては誤った個所も同じです。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年1月1回目A-7

令和5年7月2回目A-8

誤った選択肢は1です。 $e_1$の周波数が搬送波と等しい時位相量は$\pi$ではなく$\pi /2$となります。
R.8.7 無線工学A A-8
無停電電源装置(UPS)について誤った選択肢を選ぶ問題です。
この問題は全く同じ問題が令和4年7月1回目A-10で出題されています。 また、同様の問題が何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月1回目A-10

令和7年7月A-11

令和6年1月A-8

誤った選択肢は5です。 共通予備システムにおいて共通予備UPSと常用UPSで容量を合わせる必要はありません。
R.8.7 無線工学A A-9
直列型定電圧回路の電流制限型保護回路に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年7月1回目A-10で出題されています。 また、類似問題が令和4年7月1回目A-9で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年7月1回目A-10

令和4年7月1回目A-9

答えは
- A:$\rm{Tr_2}$
- B:$\rm{R_4}$
- C:$\rm{Tr_3}$
- D:$\rm{Tr_1}$
で2です。
R.8.7 無線工学A A-10
航空用DMEの原理に関する問題です。
この問題は同様の問題が令和5年1月2回目A-11で出題されています。 Cのみ数字が異なりますが、代入する式は同じです。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月2回目A-11

答えは
- A:UHF
- B:異なる
- C:20
で5です。
R.8.7 無線工学A A-11
レーダー方程式からレーダーの最大探知距離を求める問題です。
この問題は同様の計算問題が何度も出題されています。 またレーダー方程式に関する類似問題が令和4年1月1回目A-12で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和3年7月1回目A-12

令和4年1月1回目A-12

計算すると \[ R=20\rm{[km]} \] となり答えは2です。
R.8.7 無線工学A A-12
フェージング対策のダイバーシティの原理に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和6年7月A-14で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和6年7月A-14

答えは
- A:ランダムFM雑音
- B:最大比合成
- C:パス
で4です。
R.8.7 無線工学A A-13
電力増幅器に関する問題です。
この問題は全く問題が令和3年7月2回目A-16で出題されています。 また全く同じ文章のB問題が令和5年7月1回目B-1で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和3年7月2回目A-16

令和5年7月1回目B-1

答えは
- A:総和は減少する
- B:入力電力
- C:大きく
で1です。
R.8.7 無線工学A A-14
デジタル変調波の無ひずみ伝送における伝送速度を計算する問題です。
この問題は同様の計算問題が令和5年1月2回目A-2で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月2回目A-2

計算すると \[ \frac{1}{T}=\frac{2}{1+\alpha}f=10\rm{[Mbps]} \] でI軸だけを考えればよく64QAMでは1シンボル当たり3bitなので \[ R=30\rm{[Mbps]} \] となります。
以上から答えは4です。
R.8.7 無線工学A A-15
OFDMの原理的な最大伝送速度を求める問題です。
この問題は同様の問題が令和4年1月2回目A-3で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年1月2回目A-3

変調方式が64QAMなので1シンボル1サブキャリア辺り6[bit]伝送できます。
問題文からシンボル長がガードインターバルを含め5$\rm{[\mu s]}$、符号化率が$1/2$なので \[ 6 \times 50 \times \frac{1}{2}/(5 \times 10^{-6})=30\rm{[Mbps]} \] となり答えは3です。
R.8.7 無線工学A A-16
16QAMのビット誤り率を計算する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年7月1回目A-14で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年7月1回目A-14

答えは$\frac{3}{8}\rm{erfc}\left(\sqrt{\frac{2}{5}E_b/N_0}\right)$で4です。
R.8.7 無線工学A A-17
フラクショナルN型PLL周波数シンセサイザに関する問題です。
この問題は同様の問題が令和4年7月2回目A-19や令和5年7月1回目B-4で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月2回目A-19

令和5年7月1回目B-4

答えは
- A:$\frac{T_{N+1}}{T_N+T_{N+1}}$
- B:6
- C:4
で5です。
B,Cに関しては令和4年7月2回目A-19のA,Bと同じ計算方法で計算できます。
R.8.7 無線工学A A-18
スペクトルアナライザを用いたAM送信機の変調度測定に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和4年7月2回目A-17で出題されています。 また、値を変えただけの類似問題が令和5年7月2回目A-18で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月2回目A-17

令和5年7月2回目A-18

答えは
- A:$2S/A$
- B:50
で1です。
R.8.7 無線工学A A-19
雑音電界強度測定器に関する問題です。
この問題は全く同じ問題やB問題の形式の問題が何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和3年7月2回目A-17

令和4年7月2回目B-4

答えは
- A:通過帯域幅
- B:充電及び放電時定数
- C:1
で2です。
R.8.7 無線工学A A-20
FM受信機の相互変調特性の測定法に関する問題です。
この問題はほぼ同じ問題が何度か出題されています。 空欄Dのみ過去問から追加されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年7月1回目A-18

答えは
- A:$2\Delta f$
- B:無変調
- C:以上
- D:開放
で5です。
無線設備規則等で受信機入力電圧の定義としては「入力端子における信号源の開放電圧」と定義されているのでDには開放が入ります。
R.8.7 無線工学A B-1
FMにおけるエンファシスの原理に関する問題です。
この問題はプレエンファシス回路を扱っており、全く同じ問題が令和5年7月1回目B-5で出題されています。 また、ディエンファシス回路の問題が令和3年7月1回目B-5で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年7月1回目B-5

令和3年7月1回目B-5

答えは
- ア:1.「高域成分」
- イ:2.「$R_1+R_2(1+j\omega \tau)$」
- ウ:8.「$[1+j\omega \tau \{R_2/(R_1+R_2)\}]$」
- エ:9.「$\sqrt{1+(\omega \tau )^2}$」
- オ:5.「$1/\sqrt{1+(\omega \tau )^2}$」
です。
R.8.7 無線工学A B-2
位相同期ループ(PLL)検波器に関する問題です。
この問題は全く同じ問題やA問題で何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月2回目B-1

令和4年1月1回目A-6

答えは
- ア:1.「低域フィルタ(LPF)」
- イ:7.「位相」
- ウ:3.「誤差電圧$e_F$を」
- エ:4.「零」
- オ:10.「比例」
です。
R.8.7 無線工学A B-3
ILSに関する問題です
この問題はほぼ同じ問題が令和4年1月1回目A-11で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和4年1月1回目A-11

(3)の後半部分が若干異なっており、マーカ・ビーコンの代わりとなるDMEについての記述になっています。 距離の情報がDMEから得られるのでDMEが設置されている空港ではマーカ・ビーコンが省略されることがあります。
答えは
- ア:1.「右側では150[Hz]、左側では90[Hz]」
- イ:7.「VHF」
- ウ:3.「下側では150[Hz]、上側では90[Hz]」
- エ:9.「距離」
- オ:10.「DME」
です。
R.8.7 無線工学A B-4
理論的な伝送容量の限界(シャノンの限界)に関する問題です。
この問題は全く同じ問題が令和5年1月1回目B-1で出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和5年1月1回目B-1

答えは
- ア:6.「$nE_b$」
- イ:7.「$N_0B$」
- ウ:3.「$nE_b/T$」
- エ:4.「$E_bR/N_0B$」
- オ:5.「$-1.6$」
です。
R.8.7 無線工学A B-5
二重積分方式のA-D変換の原理に関する問題です。
この問題はA問題で文章が同じ問題が何度か出題されています。
下記の記事を参考にしてください。
令和3年7月1回目A-18

答えは
- ア:6.「負方向」
- イ:2.「逆極性」
- ウ:8.「$E_rN_2/N_1$」
- エ:9.「しない」
- オ:5.「整数倍」
です。
参考文献
電磁気学をちゃんと学びたい人向け
上の難易度が高い人
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