令和8年7月の一陸技の試験の無線工学Bについてはすべて過去問と同一もしくは類似問題でした。
今回は各問題に対して類似の過去問の解説リンクをこの記事にまとめることにします。
- R.8.7 無線工学B A-1
- R.8.7 無線工学B A-2
- R.8.7 無線工学B A-3
- R.8.7 無線工学B A-4
- R.8.7 無線工学B A-5
- R.8.7 無線工学B A-6
- R.8.7 無線工学B A-7
- R.8.7 無線工学B A-8
- R.8.7 無線工学B A-9
- R.8.7 無線工学B A-10
- R.8.7 無線工学B A-11
- R.8.7 無線工学B A-12
- R.8.7 無線工学B A-13
- R.8.7 無線工学B A-14
- R.8.7 無線工学B A-15
- R.8.7 無線工学B A-16
- R.8.7 無線工学B A-17
- R.8.7 無線工学B A-18
- R.8.7 無線工学B A-19
- R.8.7 無線工学B A-20
- R.8.7 無線工学B B-1
- R.8.7 無線工学B B-2
- R.8.7 無線工学B B-3
- R.8.7 無線工学B B-4
- R.8.7 無線工学B B-5
- 参考文献
R.8.7 無線工学B A-1
マクスウェル方程式に関する問題です。
この問題は過去に何度も同じ問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和4年1月2回目A-1(全く同じ)

令和5年7月1回目A-1

答えは
- A:$\nabla \times$
- B:アンペア
- C:変位電流
- D:ファラデー
で5です。
R.8.7 無線工学B A-2
アンテナの特性に関する問題です。
この問題は過去に同じ問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和5年1月2回目A-5(全く同じ)

答えは
- A:$\frac{3\lambda^2}{8\pi}$
- B:3/2
- C:$G\frac{\lambda^2}{4\pi}$
で1です。
R.8.7 無線工学B A-3
線状アンテナの指向性に関する問題です。
この問題は過去に同じ問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和4年1月2回目A-2(全く同じ)

令和5年7月2回目A-2(全く同じ)

答えは
- A:関係しない
- B:$\sin \theta$
- C:$\frac{\cos\left(\frac{\pi}{2}\cos \theta \right) }{\sin \theta}$
で3です。
R.8.7 無線工学B A-4
直線状アンテナの放射抵抗を求める問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和6年7月A-2

令和4年1月2回目A-3

答えは \[ R=P/I^2=80\left(\frac{\pi l}{\lambda}\right)^2 \\ =80\times \left(\frac{20\pi \times 1}{30}\right)^2=3.55 \simeq 3.5\rm{[\Omega ]} \] で5です。
R.8.7 無線工学B A-5
波長ダイポールアンテナと微小ダイポールアンテナによる電界強度の比を求める問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和5年1月2回目A-2(全く同じ)

令和3年7月2回目A-3

答えは1.04で2です。
R.8.7 無線工学B A-6
同軸ケーブルの特性インピーダンスに関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。それぞれ値が違います。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月2回目A-6

令和5年7月1回目A-7

$d$を2倍にするとインピーダンスが \[ \frac{\log_{10} 4}{\log_{10} 8}=\frac{2}{3} \] となるので、$Z’=50\rm{[\Omega ]}$で3です。
R.8.7 無線工学B A-7
マジックTと呼ばれる構造の導波管に関して、誤った選択肢を選ぶ問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。 令和3年7月1回目A-9は誤り個所も含めて全く同じです。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月1回目A-9(全く同じ)

令和5年1月1回目A-9

開口1からの入力はH面T分岐の入力となるので、分岐した2つの出力は同相になります。 そのため、答えは3です。
R.8.7 無線工学B A-8
ベーテ孔方向性結合器に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。 ベーテ孔に関してはB問題として正誤問題として出たり、原理に関する穴埋め問題が出たりしています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年1月1回目B-2

令和6年7月B-2

令和5年7月2回目A-9(穴埋め)

答えは
- 1:H面を重ね合わせます
- 2:磁界結合した電磁波の大きさは$\theta$に依存します
- 3:磁界と電界の関係が逆
- 4:電界結合した電磁波の大きさは$\theta$に依存しません
- 5:正しい
で4です。
R.8.7 無線工学B A-9
角錐ホーンアンテナの絶対利得を求める問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。 角錐ホーンアンテナに関しては計算問題として出たり、原理に関する穴埋め問題が出たりしています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月2回目A-11

令和4年7月1回目A-13

令和5年7月1回目A-11

令和4年1月1回目B-5(穴埋め問題)

\[ G=10\log\left(\frac{4\pi ab}{\lambda^2}\eta_e\eta_h \right) \\ =10\log \left(\frac{4\pi 0.7\times 0.24}{0.05^2}\times 0.8\times 0.75 \right) \\ =10\log \left( 2^9 \times 3^3 \times 7 \times 10^{-3} \right) \\ \simeq 10\log \left( 2^{10} \times 10 \times 10 \times 10^{-3} \right) \\ \simeq 20\rm{[dB]} \] 途中で \[ 7\times 3=21 \simeq 20 \\ 3^3 \simeq 10 \\ 2^{10} \simeq 10^3 \] と丸めています。
以上から答えは2です。
R.8.7 無線工学B A-10
方形導波管に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和5年7月2回目A-8(全く同じ)

令和3年7月1回目B-2

答えは
- A:$\frac{1}{\sqrt{\left(\frac{m}{2a}\right)^2+\left(\frac{n}{2b}\right)^2}}$
- B:$2a$
- C:$\lambda_g=\frac{\lambda}{\sqrt{1-\left(\frac{\lambda}{2a}\right)^2}}$
- D:遅い
で3です。
R.8.7 無線工学B A-11
フェーズドアレーアンテナの位相走査に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が何度か出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和5年7月1回目A-13(全く同じ)

令和3年7月1回目A-11

答えは
- A:スタブ
- B:$\pi /2^n$
- C:サイドローブ
- D:多く
で5です。
R.8.7 無線工学B A-12
無給電アンテナに関して誤った選択肢を選ぶ問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和6年1月A-10

令和5年1月1回目A-12

誤った選択肢は4です。 遠隔形平面反射板の受信利得は使用波長にも依存します。
R.8.7 無線工学B A-13
電波を受信したときの最大電力を計算する問題です。
この問題は過去に同様の計算問題が何度も出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月2回目A-2

令和7年7月A-3

計算すると \[ P_r=\frac{1}{4\pi d^2}GPA_e=\frac{10^5\times 2 \times 4}{4\pi\times (50\times 10^3)^2} \\ = 2.5\times 10^{-5}[\rm{W}] \] で答えは5です。
R.8.7 無線工学B A-14
直接波と大地反射波の干渉(いわゆる2波モデル)に関する問題です。
この問題は過去に同様の計算問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和4年1月1回目A-14(全く同じ)

令和5年1月2回目A-16

値も含めて令和4年1月1回目A-14と全く同じなので$126\rm{[\mu V/m]}$で答えは1です。
R.8.7 無線工学B A-15
フレネルゾーンに関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年1月1回目A-17(全く同じ)

令和6年7月A-17

値を含めて令和3年1月1回目A-17と同じで答えは
- A:$\sqrt{\lambda d(1-d/D)}$
- B:12[m]
で2です。
R.8.7 無線工学B A-16
電離層における電波の反射機構に関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和5年1月2回目A-15

空欄の位置が少し違って答えは
- A:最大
- B:$\sin i/\sin r$
- C:大きい
で3です。
R.8.7 無線工学B A-17
地上と衛星間の電波伝搬に関して、誤った選択肢を選ぶ問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和7年1月A-14

令和4年1月1回目B-2

誤った選択肢は4です。 電離圏の屈折率は、周波数が高くなると1に近づきます。
R.8.7 無線工学B A-18
マイクロ波アンテナの利得測定方法に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月2回目A-20(全く同じ)

令和6年7月A-18

答えは
- A:可逆性
- B:平面波
- C:オープンサイト
で5です。
R.8.7 無線工学B A-19
アンテナ利得の測定に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和5年1月2回目A-19(全く同じ)

答えは
- A:できる
- B:角すいホーンアンテナ
- C:できる
で2です。
R.8.7 無線工学B A-20
アンテナのインピーダンス測定に関する問題です。
この問題は過去に同様の問題が出題されています。
下記の記事をご参照ください。
令和3年7月1回目A-19(全く同じ)

答えは
- A:半波長ダイポール
- B:イメージ(撮像)
- C:1/2
で2です。
R.8.7 無線工学B B-1
天気によるSHFやEHFの伝搬に関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和4年7月1回目B-4(全く同じ)

答えは
- ア:1. 酸素
- イ:2. 高くなる
- ウ:3. 散乱
- エ:10. 大きく
- オ:9. 扁平な
です。
R.8.7 無線工学B B-2
物体による散乱に関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和3年1月1回目B-1(全く同じ)

令和4年1月1回目B-1(全く同じ)

令和6年7月B-1(全く同じ)

答えは
- ア:6. 分極
- イ:7. $p_s/p_i$
- ウ:3. 全方向に無指向性
- エ:4. 後方
- オ:5. $\pi r^2$
です。
R.8.7 無線工学B B-3
マイクロストリップ線路に関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和4年1月1回目B-3(全く同じ)

令和4年7月2回目A-6

答えは
- ア:1. 不平衡形
- イ:2. の大きい
- ウ:9. $w/d$
- エ:5. 大きく
- オ:8. TEM
です。
R.8.7 無線工学B B-4
ASRに関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和6年1月B-2(全く同じ)

令和3年1月1回目A-12

答えは
- ア:7. $H\rm{cosec} \theta$
- イ:6. コセカント2乗特性
- ウ:3. 無関係にほぼ一定になる
- エ:9. 狭い
- オ:5. Sバンド
です。
R.8.7 無線工学B B-5
マイクロ波の対流圏伝搬に関する問題です。
下記の記事をご参照ください。
令和4年7月1回目B-5(全く同じ)

答えは
- ア:6.$Z_0\left( \frac{Z_L +jZ_0\tan \beta l}{Z_0 +jZ_L\tan \beta l}\right)$
- イ:7.$|V_f|(1-|\Gamma|)$
- ウ:3.$\frac{|V_f|(1+|\Gamma)|}{Z_0}$
- エ:4.$\frac{1-|\Gamma|}{1+|\Gamma|}$
- オ:5.$Z_0\left( \frac{1-jS\tan \beta l_{\rm{min}}}{S-j\tan \beta l_{\rm{min}}}\right)$
です。
参考文献
電磁気学をちゃんと学びたい人向け
上の難易度が高い人

コメント